ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落013 [2014-01-27]

013 We generally think of a language as being a system of word-pictures, either in the form of the written symbol or vocal sound; so in seeking an acceptable means for the exchange of knowledge, we have naturally turned to these familiar methods of expression. However, with either the spoken word or written character, we are dealing with decidedly limited fields.

013 私達は概して言語というものを書き留められた記号か音声の形式による言語イメージとして考えており、その為、知識の交流の為の好ましい手段を探すに当って、私達は自然とこれら親しんだ表現方法に関心を向けて来ました。しかしながら、話された言葉や書かれた文字では私達は断然、限られた分野しか取扱っていないのです。





【解説】

文字にはアルファベット等の表音文字と漢字等の表意文字がある訳ですが、これらのいずれも本来の「知識の交流」には限界があり、不十分な機能しか果たせないと説いています。

つまり、私達が思いつくアイデア、自分自身で得た心境など、相手に伝えたいと思っても言葉では伝えきれないということでしょう。言葉にはイメージを伝える機能はあるものの、それは極く限られた内容だという訳です。小説家が言葉を選ぶように、真に伝達する内容を文字で表現することは難しいということです。

その点、これらの印象をもって直接的に受け止めることが重要となり、それが本講座を学ぶところとなっています。これらの能力は私達の従来の学問では取り扱うことが無かった以上、いわゆる学歴には関係なく、文明のレベルとも係りありません。未開のジャングルで暮らす人々の方がこの種の能力に優れていたり、太古の人々の方が勝っていたことも十分考えられます。

私達は、これまでの常識、前提をひとまず脇に置いて、第一歩からこの学習に進む必要があります。


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