ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落004 [2014-01-09]

004 His capacity to progress and expand his thoughts from the coarser to the finer expressions, could be likened to a kaleidoscope containing a sphere, a triangle, and a square. Each turn of the kaleidoscope produces a new pattern...no two alike. When man expands his awareness to a oneness with the Cosmos, the same law of diversity, in an ever-changing, growing pattern, will give him the fullness of life

004 その進化と自らの想念を粗雑なものからより精緻な表現に拡げて行く人の能力は、丸や三角、また四角形を入れた万華鏡になぞらえることが出来るでしょう。万華鏡を一回転させる毎に新しいパターンが作り出され、二つとして同じものはありません。人が自分の知覚を宇宙と一つになるまで広げる時、その同じ多様性の法則が未来永劫に変化し続け、成長し続けるパターンとして、人に生命の充実性を与えることでしょう。





【解説】

私達の目指す進化の先にある状況について、本項は私達に伝えています。

これまで私達は何か静かな瞑想時のような恍惚感のような状態を想像しがちでしたが、本項で説かれていることは大きく異なります。刻々と活動する中で、想念は高速で出入りし、様々な内容が心を通過し、丁度万華鏡が作り出す文様のように様々なイメージが活発に生じるとしています。その状況は"diversity"(多様性)と呼ばれていますが、それはまさに熱帯雨林の中の植物種や動物種が多様性に富んでいる生物界にも相似するところがあります。

言い換えれば、私達も各自各様の進化を遂げるばかりか、日々刻々私達自身も様々な変化を遂げ、各々独自な才能を発揮出来るということでしょう。私達の目指す場所に到達した後はまた、各自に適した多様なる進化の道があるという訳です。


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