ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落454 [2013-12-10]

454 For Cosmic Consciousness is as a fountain that sends its stream upward and then divides into myriads of tiny droplets that fall in all directions and again unite with the body of water in the pool. Thus the knowledge that is embraced within its bosom is ever present to be tapped and used once man unifies his being. And life in its entirety is viewed from the pinnacle of ever increasing understanding.

454 何故なら宇宙意識は水流を上に吹き上げる噴水のようなもので、それは次には無数の小さな水滴に分かれ、あらゆる方向に落ちますが、再び池の水本体と融合します。このようにその奥に包含される知識は、人がその存在を統合するやいつでも取り出され、用いられる為に常に存在しているのです。そして永遠の中における生命の姿は常に増大する理解という尖塔から眺められます。





【解説】

陽光の空に吹き上がる噴水の一滴が私達なのかも知れません。噴出した時は生命力に満ち溢れ、新鮮なのですが、やがて時間が経過すると水滴はやがて落下し、大気を吸収するように、次第に汚れにも染まり、遂には元の泉の水面に戻ります。

この一瞬の水滴の旅が私達一人一人の人生であるかのようです。

何ら、その生存の意義に気付かず、一生を終える水滴もあるでしょうが、少なくても私達は水滴一つ一つが水本来の美しさを保持しており、日の光を美しく反射し、あたりに光輝く宝石と見紛うばかりの美しさを表現できることを知っています。

短い一生ではあっても、その中で与えられた才能、天分を表現し、周囲を照らすことは出来るものと考えます。まずは水滴の一粒を見て、各自の才能、更には水そのものの価値や潜む英知について自ら学ぼうとする意欲が必要です。


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