ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落432 [2013-11-06]

432 As stated earlier in the course you have a right to make analysis for the purpose of understanding, but not with criticism or belittling. This phase seems so close to the line of analysis that sometimes what we say is taken for criticism or judgment. But your motive is your guard against making this mistake. If your motive is noble with the purpose of understanding you need not worry what the other person may say. And if you make a mistake in analysis acknowledge it. This will prove that your purpose was noble.

432 本講座の初期に述べたように、貴方は批判やけなす態度でなく、理解する目的の為に分析する権利を持っています。この側面は私達が批判や判定と見なされる状況と時として大変近い延長上にあるように見えてしまいます。しかし、貴方の動機はこの過ちを犯すことに対する守り手になります。もし貴方の動機が理解する目的という高貴なものであるなら、他人がどのように言おうとも心配する必要はありません。また、貴方が過ちを犯したならば、それを認めることです。これにより貴方の目的が高貴なものであることが証明されることでしょう。







【解説】

実はよく言われることの一つに、アダムスキー哲学やUFOを探求する人の多くが自分以外の人々の生き方や暮らしを批判し、自分達だけが他人の知らない知識を持っていると考えているのではないかということがあります。

確かに、本講座を含め、私達が学ぼうとしている内容は、過去の地球のあらゆる思想・哲学・宗教の根本原理に根ざしたかつてない内容であり、同様に他惑星の文明についても多くの人々が知らされていない知見を得ています。

しかし、各々の人生の状況から、これらの知識を現段階で受け入れられないからと言って、その者の生き方を批判することは誤りであると本項は説いています。重要な点は「分析」にあり、理解することです。もちろん、誤った解釈は直ちに誤りを認めることです。こうして状況を理解し、ある面では共感することも大事なことです。

このような事柄は、実は相手にアドバイスを提案し、少しでも本来の生き方を示唆するよう私達に期待しているからこそ、説かれているように思われます。相手とコミュニケーションしながら、現実を分析して見せ、さり気なく本来の道を示すことを著者は私達に望んでいるという訳です。


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