ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落431 [2013-11-05]

431 Always remember that the things that we call good, bad, or indifferent are only a misapplication of the law through the lack of understanding. Also all of this took place within the Cosmic Kingdom and not outside of it. Compare yourself to the child within the home who makes mistakes, but through them he learns the right way of doing things. If life is to be understood all of its phases must be faced.

431 常に覚えておいて欲しいのは、私達が良い、悪い、或いは良くも悪くもないと呼んでいる物事は理解の不足から来る法則の誤用でしかないことです。また、これら全てが大宇宙王国の中で起っており、その外で起っているのではないことについてもです。貴方自身を家庭の中の過ちを犯す子供にたとえなさい。子供はその過ちを通じて物事の正しいやりかたを学ぶものです。生命というものを理解しようとするなら、その側面の全てを正視する必要があります。





【解説】

私達が普段、「良かった」とか「悪かった」としていること自体、宇宙の法則から外れていることだと説かれています。全ては宇宙の王国の中にある訳で、そこには良し悪しというような判断基準は有り得ないということでしょう。

私達はとかく自らが心地よい結果に終わるものを「良し」とし、不快に思ったり、悲しく思うものを忌み嫌うものです。もちろん地震や台風の被害等、各自の人生に大きく影響し、命まで落とすほどの災害も起こる訳ですが、それさえも宇宙の流れの中のひとコマと受け入れる必要があると説かれているものと思われます。

宇宙という膨大な家の中で、一つ一つ体験を積みながら成長して行く子供に私達はたとえられている所ですが、それは同時に、その子供を両親が暖かく見守っていることをも示唆していることに私達は気付く必要があります。


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