ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落422 [2013-10-22]

422 I am only giving my experiences to show that man's innate ability is of his own consciousness and has nothing to do with mysticism. But rather it is an understanding of the law or the other half of oneself - the conscious part. 99% of humanity is living the mental side of life unaware of their conscious ability or conscious consciousness. Consciously you are free to go any place in the Cosmos but mentally you are anchored to one place. As I was anchored to the classroom but consciously I went to where I was needed. And the law is just as real on the conscious side as it is on the mental side. Consciousness is the permanent side while the mental is the changing side of life. Always changing because the mind is learning while consciousness is all knowledge.

422 私は人の生来の能力は自身の意識によるものであり、神秘主義とは一切関係が無いことを示す為に自分の体験を述べているだけです。むしろそれは法則の理解、自身の半身即ち意識の部分の理解と言えます。何故なら99%の人類は自分達の意識上の能力即ち意識的意識について気付かぬまま心の側で生きているからです。意識の上では貴方は宇宙の何処にでも行ける自由がありますが、心の上では貴方は一箇所に錨で繋ぎ止められています。私がその教室に繋ぎ止められていた時でも、意識の上では私は私を必要とする場所に行ったのです。そして法則は心の側でも意識の側でも現実に働きます。意識は永遠の側にありますが、心は人生の変化する側にあるのです。意識は全ての知識である一方、心は学ぶ過程にある為、常に変化しているのです。





【解説】

私達は生来の能力として、これまで私達が想像する以上に自由に生きられるということかと思われます。肉体や心は変遷し、進化を遂げるべきものですが、その根底には生来全ての知識を有する意識があり、私達はその意識なるものに気付くことによって、肉体や心に束縛されることなく、自在に活動することが出来ると本項は説いています。

重要な点は、この意識を私達は生来の能力として備えているということであり、私達はその能力に気付く努力をする必要があるということです。

とかくこのような私達にとって未知の分野については、何か新しい神秘体験を期待しがちですが、本項ではそのような神秘主義を徹底的に排除せよとしています。自らの内側に備わっている意識を学ぶこと、それを応用する等、着実な歩みを求めている訳です。

この歩みの過程で、私達は各々の進化を遂げ、肉体や心もそれを反映したものに変わって行くものと思われます。昨日の自分から一歩違う自分になれるよう、一日を送りたいものです。


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