ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落421 [2013-10-21]

421 But when my interest was taken up with flying saucers these experiences ceased. For as Jesus said, you cannot serve two masters without neglecting one of them. But now as I start to teach again I am returning to my original service.

421 しかし、私の関心が空飛ぶ円盤に奪われた時、これらの体験は無くなりました。何故なら、イエスが言ったように貴方は片方を無視しないで二人の主人に仕えることは出来ないからです。しかし、今や私は教えを再び始めましたので、私は元の奉仕に戻りつつあります。





【解説】

私達が日頃、何に関心を持っているかが重要な訳です。本項で著者は1950年代以降、空飛ぶ円盤の探求の道を歩むことになりましたが、それ以降は、以前教えていた哲学の分野から一端離れた為、このような体験は持たなくなったと述懐しています。

そして他惑星文明との交流の末、再び哲学の道に戻って来たと正直に述べられています。誠実に生きる上から、時々に自分が信じた方向に進むことは良いことだと考えます。著者の場合も宇宙文明の実際や宇宙空間の実像を学ぶことで、新しい視野が啓け、この「生命の科学」その他の講座が生まれました。おそらく、従来の自らの教えに比べて一段と進化した内容にすることが出来たのだと思われます。

また文中の最後に「service奉仕」と記されていることも重要です。著者にとって、こうした著作やレクチャー活動は決して自分の為に行っている訳ではなく、それを願う万人に自らの知見を授ける奉仕であり、著者にとっては丁度、教会等で聖職者が信者を前に行う説教や儀式に相当する位置付けであったことが分かります。


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