ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落418 [2013-10-16]

418 Man can have this same alertness from the conscious sea of life when his mind is aware of its possibilities of receiving impressions from anywhere in the Cosmos. When this phase is understood and used man can be anywhere he wishes to be, either near or far away. For the Real You remember is the consciousness. The mind and the body are instruments which you use.

418 人はその心が宇宙の何処からの印象でも受け取ることが出来ることに気付いた時、その生命の意識の海からこれと同じ覚醒を得ることが出来ます。この側面が理解され応用されると、人は近くにも遠くにも自分が望むどのような所にも身を置くことが出来ます。何故なら、ここが大事なところですが、真実の貴方という存在は意識なのです。心と肉体は貴方が用いる道具です。





【解説】

印象への鋭敏さを深めることが出来れば、私達は私達を取り囲む宇宙の意識から無尽蔵に知見を得て、自らの発達や同胞の進歩に大いに役立てることが出来ます。結局は私達の本質は意識なのだと本項は説いています。肉体や心はその道具に過ぎないと著者は究極の要点を私達に教えている訳です。

このような教えの要旨は古来より、秘伝として師から弟子に口頭で伝えられ、受け継がれて来たものです。その境地を得る為に山中に篭っての修行その他が行われて来たものと思われます。それに対し、私達はより科学的にその原理と道筋を本講座で学び取っているという訳です。

決して肉体を粗末に取り扱って良いと言っている訳ではありません。肉体と意識とを比較して、格段に違うその価値を本項は説いているのです。


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