ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落386 [2013-08-28]

386 One should never discourage the mind as it proceeds to gain knowledge. So perhaps it would be best to leave the eyes open and focus the attention on the hands. Through this you will begin to realize what the hands mean to you and what an asset they are to your life. After you have received good impressions of the importance of your hands, close your eyes and see what you will get then. If you are operating properly, without your mind guessing, you should see your hands constructed of thousands of molecules all very active, never stopping to rest for a moment. And you should receive the knowledge of the type of molecules that construct the nails, joints, etc. And you should be able to see the structure of your hand and the movement of energy better than any instrument could show. You can do this to any part of your body, if you want to know how your body functions.

386 人は心が知識を得ようと前進する時、決して心を落胆させてはいけません。ですからこの場合、おそらく両目を開けて両手に注意を集中するのが最も良いと思われます。このことを通じて貴方は両手が貴方にとってどのような意味を持つか、またその両手が貴方の生涯にとってどんなに財産になっているかを理解し始めることでしょう。貴方が貴方の手の重要性について十分な印象を受け取った後に、両目を閉じてその後、何が印象として得られるか観察して下さい。もし、心が空想すること無く貴方が適切に行動しているなら、貴方は貴方の両手が何千もの一瞬たりとも休むことなく全て活動的な分子から構成されていることを見ることでしょう。そして貴方は爪や関節等を作り上げている分子達の知識を受け取ることでしょう。また、貴方は貴方の手の構造やエネルギーの動きについて如何なる装置よりも良く見ることができるでしょう。貴方はもし、貴方の肉体がどのような機能を果たしているかを知りたいと思えば、このことを他のどの部位に対して行うことができます。







【解説】

最初はもちろん、単に目を閉じても本来の印象は簡単に感受できる筈もありません。私達の鈍い感性は、これまで活用されなかった為に退化してしまっているということです。

それに対して、身近な研究対象があると本項は説いています。私達各自の手です。手は少し考えただけでも私達の生活に無くてはならないもの、生活の全てが手に依存していると言っても良いほどです。この手を研究する中で、手の細胞達とも印象を通じてコミュニケーションが出来るという訳です。

また、重要なことは、少しくらい成果が出るのが遅いからと言って、がっかりしないことだとも説いています。そのような鈍感になってしまった私の心とは関係なく、体内には無数の細胞達が休むことなく働いて呉れており、それらはひとえに私達各人を支える為であることは間違いありません。こうした細胞群に日々感謝し、彼らとの交流を図りたいとする姿勢が重要なのです。


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