ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落384 [2013-08-26]

384 So now let us proceed with the first step: First your mind must relax, and this can only be done when the mind loses interest in itself in its own behalf. Like a boy who is interested in baseball, but if he wants to learn and see something else he has to put his first interest completely out of his mind and give full attention to that which he is about to learn or see.

384 それでは今から、その第一段階に進みましょう。最初は貴方の心はリラックスしなければなりませんし、これは心が自分自身の利益に関して自分自身への関心を失う時にのみ起こり得るのです。野球に興味を持っている少年に例えれば、もし彼が何か他のことを学び、理解しようとするならには、その最初の興味(訳注:野球)を完全に心の外に追いやって、自分がこれから学ぼう、あるいは理解しようとすることに対して全力で注視する必要があります。





【解説】

心は何であれ、習慣を好みますし、馴染みのあるものに固執したがるものです。場合によっては、耳(聴覚)に聴覚が気に入った歌やメロディーが長期間消えない場合もあります。何か梵鐘の余韻のような振動が長らく聴覚器官の何処かに残留しているかのようです。

従って、新しい事柄を始める際には、心は自らに残留する過去の振動を消去して、無心で対象に注目すべきだという訳です。少なくても関心を向けなければ、印象も拾うことは出来ません。星から寄せられる精妙な電波を受信するには、電波望遠鏡のパラボラを目標に向ける必要がある訳です。

その上で何時、印象が飛び込んで来ても、それをキャッチ出来る落ち着いた心境が先ず、第一に必要だということです。


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