ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落365 [2013-07-30]

365 The Great Book states, "Have no false gods before Me." For the likeness and image is pure consciousness which is identical with the Cosmic One. It is the One that created the body and the sense mind. And the sense mind must make an effort to find its parent if it is going to fulfill the purpose for which it was created, or have life eternal as the parent does. For this is the only way that man can get back to the household of the eternal state and become one with it. Then and then only will he feel unity with all life and not the separation that he does today. The feeling of distance between himself and that which is eternal will vanish.

365 聖書は「わたくしの前に偽りの神を置いてはならない」と述べています。何故なら似姿や像というものは宇宙的存在と同一の純粋な意識であるからです。それは、この肉体や感覚心を造り上げた存在なのです。ですから感覚心は創造された目的、あるいはその両親と同様に永遠の生命を得る目的を成就する為にはその両親を探そうとする努力をしなければなりません。何故なら、このことが人が永遠に続く家庭に戻り、それと一体になる為に戻れる唯一の道だからです。そうすれば時として、人は全生命との一体感を感じ、今日までの疎外感は感じなくなるでしょう。自分と永遠なるものとの間の距離感は消え去るのです。





【解説】

偶像を否定する宗教もありますが、これまで私達は仏像をはじめマリア像等、多くの信仰の対象となるような像を建立して来ました。本項ではそれらのイメージ(似姿)は、私達本来が目指す創造主の似姿である以上、そのものには偽りがあってはならないと注意しています。即ち、私達がもしそれらのイメージに心を寄せているとすれば、それは事実上宇宙意識そのものに繋がるものとなりえるからです。

このように私達が優れた像に心を寄せるのは、同乗記に記載のある通り、他惑星人も日常、行っていることであり、身近な存在として創造主を絶えず意識する作用がある筈です。

結局は私達各人は、創造主に近づきその家族の一員となれるよう努力をする中で、遂にはこれまでにない宇宙生命の存在と一体となる感覚が生まれ、以降は自らの行動は宇宙と調和したものになることが出来るということでしょう。


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