ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落360 [2013-07-23]

360 As soon as a man places his foot upon the right path the chemical composition of his cells begin to change towards the goal. The pains and diseases he has had begin to disappear for he is beginning to use his full life force instead of just half of it as he did before. And all the cells of his body begin to take on new life. And the doors of knowledge begin to open wider and wider. And for the first time since he strayed away he will feel the closeness of his Creator.

360 人はその足を正しい道に乗せると直ぐに、自身の細胞群の化学的組成が目的地に向かって変化し始めます。その者が持っていた痛みや病は消えて行きます。何故なら彼は以前のように只半分の生命力を用いることから完全なる生命力を用い始めているからです。そして自身の身体の全ての細胞群は新しい命を身につけ始めるのです。知識の全ての扉がますます広く開き放たれるようになります。そしてその者は自分が道をはずれて以来、初めて自分の創造主を身近に感じることでしょう。





【解説】

もちろん、身体の中に本来の生命力とは異質な細胞が混在していた訳ですから、健康に良い筈はありません。それが本人の意志でこれまでの生き方を反省し、本来の進むべき道を歩もうと決意した途端、身体の中のこれら異質な細胞に変化が生じ、隣接する宇宙的細胞に従いはじめ、やがては同化して本来の肉体になると説かれています。

全ては本人次第である訳です。少しでも良い方向に一歩を印すことが出来れば、心身ともに変化が起こるということです。言い替えれば「病が治った」という事例も多いものと思われますが、本項から分かるように、誰かが治してくれたのではなく、本人が自ら変化することで、本来の姿に戻ることが出来たというべきでしょう。

私達はまだ、十分に身体内部に英知を知る宇宙的細胞群を有している訳で、それらを思う存分活躍出来る環境を維持して、自ら造り出してしまった肉欲細胞を本来の性質に変質させることを見届ける必要があります。




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