ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落356 [2013-07-15]

356 Unless man has faith in his fellow-man and the men of experience have the interest of humanity at heart and a desire to have others share their knowledge and experience, people as a whole will not benefit from their knowledge. Not any more than the masses are benefiting from the Space Brothers' knowledge.

356 人が自分の仲間への信頼が無く、体験を有する人達が心中から人類愛に対する関心と自分達の知識と経験を他の者達と分かち合いたいとの願いが無ければ、人々は全体として彼らの知識から恩恵を受けることはないでしょう。宇宙兄弟達の知識から大衆が恩恵を受けることと同じです。





【解説】

自ら体験したことを分かち合う気持ちが無ければ、世の中は良くなる筈もありません。2000年前のイエスの来訪もイエスご自身が経験した中で得た真理を、この惑星で苦しむ人々に授ける為の計画であったように思われます。私達の住む地球には、その後も多くの教師が渡って来られ、様々な場所で生きる上で大切な事柄を教えて来ました。

一方、私達が進化する上で大切な事柄や材料(教材)、そしてその可能性は全て私達自身の中にある点が重要なところです。誰に求める訳でもありません。自分自身の中に絶大なる可能性も、また問題点もあるのです。感覚心の制御・訓練の問題は、他人が操作することは出来ませんし、各自の身体内の肉欲細胞はご自身で浄化して行くしか方法はありません。

こうした各自の奮闘はやがて各自の経験となり、後を振り返れば貴重な経験則が得られるものと思われます。その経験則から得られた本質を後から来る者が役立つよう伝授するというのが、本項の要点です。


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