ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落349 [2013-07-04]

349 I stated at the beginning of this lesson that space is permeated with cosmic cells. All cells are conscious entities that make up the mind and all forms known and yet to be known. Our scientists recognize this now and our astronauts are being taught how to receive impressions from the living cells in space. These cells do not lend themselves to personal opinions of sense minds. But there is not a moment in life that the sense mind does not receive impressions from the cosmic source. The mind may not be alerted to them because it is preoccupied with its own abnormal conditions, but the impressions are there just the same. The only time that the sense mind becomes aware of them is when it loses its interest in itself. Sometimes this is called meditation or silence, for it is then that thoughts or impressions move before the sense mind at terrific speeds.

349 この教課の冒頭(訳注:327)で宇宙は宇宙的細胞で染み渡っていると述べました。全ての細胞は心や知られている、またまだ知られていないあらゆる形有るものを造り上げる意識的存在なのです。地球の科学者達は今やこのことを認め、宇宙飛行士達は宇宙空間において生きている細胞達から如何にして印象を受けるかを教わっています。これらの細胞達は感覚心達の個人的意見に自らを委ねることはしません。そのかわり、感覚心がその宇宙的源泉から印象類を受信しないことは片時もないのです。心はそれ自身の異常な状況に夢中になっている為、それらに警戒できないのですが、その印象類は全く同様のままそこにあるのです。感覚心がそれらに気付く唯一の時とは、感覚心が自分自身への関心を無くす時です。ある場合にはこれは、瞑想あるいは沈黙と呼ばれます。想念或いは印象が感覚心の前を猛烈なスピードで移動するのはそのような時だからです。





【解説】

本文に記されている「宇宙空間には宇宙的細胞で染み渡っている」ことについて、私達の知識は皆無といってよいでしょう。グレン飛行士の「宇宙ホタル」や同乗記に書かれている様々な活動が、実際の宇宙空間では起こっているという訳です。これまで私達は地球を取り巻く宇宙空間は空気もなく、ただ塵や惑星のカケラが漂う暗い空間でしかないとの認識でしたが、どうやらそれは間違いのようです。

以前から、宇宙飛行士が宇宙での滞在経験によって、精神性が高まるとの指摘がありましたが、それもこのことが原因かも知れません。宇宙空間には創造主に直結する様々な要素があるということでしょう。

本項が書かれた当時、既に宇宙飛行士の訓練カリキュラムの中にテレパシー能力の開発が加えられていたことを本項は明かしています。様々な装置を操作し、所期の目的に任務を遂行する為にも、冷静沈着な対応が必要である等、実務面からも宇宙飛行士には自らの感覚心を統制する能力が求められていることでもあります。

地上に居る私達も含め、感覚心の中には時々刻々、猛スピードで想念・印象が通過しています。それら有益な想念をキャッチできれば、私達も進化を遂げることが出来る訳で、自分のことばかりを指向する自らの感覚心の関心を消して初めて、これら新鮮な想念・印象に触れることが出来るということです。


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