ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落348 [2013-07-03]

348 We can use this illustration; A man on a tall building can observe all that is taking place below him. He sees the confusion but is not affected by it nor does he become a part of it. This is what you can do when you observe the actions of sense minds through your consciousness.

348 このような例を用いることが出来ます。高い建物の上にいる者は下で起っていることの全てを観察することが出来ます。彼は混乱を見ますが、それに影響を受けたり、その一部になることはありません。これが感覚心の行動を貴方の意識を通じて観察する際、貴方がなし得る内容です。





【解説】

環境からの悪影響を受けない能力を持つことは、地球に生きる私達にとって大変重要なことです。ただでさえ、様々な誘惑や他人を恐怖に陥れるような仕組みがこの惑星の人間社会には出来上がっているからです。

前項(347)はイエスの当時の状況を伝えるものと言えますが、アダムスキー氏がこのようなことを語った背景には、当時イエスの身近に居た人物であったからとも推定できます。

いずれにせよ、私達は自身に湧き起こる想念も含めて、その発するイメージをよく観察し、それらがどのような種類のものかを分析する必要があります。そうする中で、低レベルのものについては、実際それらがどのような作用をもたらしているのか、少し離れた立場で分析・観察することが必要です。原因と結果の関係を学ぶ姿勢です。

しかし、私達は単に観察者だけで終わってはならず、それら現実社会を向上させる上で、何らかの役割を果たしたいものです。それはここまで学んできた者のつとめであり、より高次なる者から私達に期待されているところです。


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