ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落347 [2013-07-02]

347 We are told that Jesus went to a prison and talked to the prisoners. But he was not affected by the environment or impressions that came from the prisoners.

347 イエスは牢獄に行き、囚人達に話をしたとされています。しかし、彼はその環境や囚人達から来る印象類に影響を受けませんでした。





【解説】

聖書にはイエスが磔刑に処せられた時、傍らに同様の刑に処せられた盗人とのやり取りが伝えられていますが、イエスは処刑の前に牢獄に連れて行かれたものと思われます。

本項は自らが処刑される状況下で、イエスは何らの影響も受けなかったと記されています。私達には到底及ばない強い意志と劣悪な地球の状況に対する哀れみさえ覚えられたものと推察されます。

私達は様々な想念環境の中で暮らしています。自分のみならず他人の感覚心から発せられる言動にも大きく影響を受けがちです。そこに悩みも生じる訳ですが、そうした相手の発する言動と態度に対しても、動揺しない強い信念、私達自身の中にある宇宙的細胞の声こそが唯一、頼れる存在であることを十分に自覚し、つまらぬ影響を受けないよう注意することが必要です。


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