ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落329 [2013-06-06]

329 One who is interested in this, and the student should be, can read the June 1964 issue of Readers Digest, page 195. The scientists say here, supporting my earlier statements, quote; "These traveling enzymes are the voices of other cells calling across intercellular space, swapping information so that the millions of cells gathered to create body parts act in concord in dividing and multiplying, taking their places and assuming special shapes." end quote.

329 これに関心がある人や学生は1964年6月号のリーダーズ・ダイジェスト、195頁を読むべきです。そこに科学者達が私の以前の声明を立証して次のように言っています。「これらの移動する酵素類は何百万もの細胞が集まり、協調して分裂し増殖し、それらの位置を占め、特定の形を造るべく身体の部品を造り上げる為、細胞間の空間を通じて呼び掛け、情報を交換している他の細胞の声なのです。」





【解説】

極小の肉体細胞から見れば、人体の各部は宇宙空間のように遠く離れた場所にあるように思われます。その遠くの仲間に自分の意思を如何に伝えるかについて、本項では体内を流れる各種酵素がそのメッセンジャーを務めているという当時の記事を紹介しています。人体において各細胞が互いの状況や意見を伝え合っているという訳です。

そのように細胞が相互に協力し合わなければ広大な身体を維持することなど出来ません。今日、問題となる感覚心も、本来は身体の進む方向や危害を避ける為の役割を持っているのです。

本項で掲載されている記事の内容は、その後も研究が行なわれており、今日ではいわゆる腫瘍マーカー等、血液中の生体因子の濃度を分析することで、体内のどのような部位に腫瘍が発生しつつあるかを調べることが出来、一部は通常の健康診断としても検査されるようになっています。


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