ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落328 [2013-06-05]

328 As we stated before, the human body is made of billions of cells, each with a specific mission in life which is carried out in group form. Yet each cell fills its geographic purpose for a structure to be. And remember all of this activity is independent of the sense mind. For it is the cells that bring about the sense mind and sight, hearing, etc., and once the mind realizes this, it looks to the cells for intelligent instructions. And it can communicate with any phase of life here on earth, in space, or on other planets. Even the scientists admit this now.

328 以前にも述べたように、人体は何十億もの細胞から成っており、それぞれの細胞は集合体としての役割を果たすそれぞれ特有の使命を持っています。しかし個々の細胞は構造があるべき姿になる為の地勢上の目的を満たしています。そして、この活動の全ては感覚心とは独立していることを覚えておいて下さい。何故なら、感覚心や視覚、聴覚その他をもたらすのはその細胞達だからですし、心がこのことを悟った後は、心は知性ある教えを求めて細胞に注視するようになります。そうして心はこの地球上や宇宙、或いは他の惑星上の如何なる段階の生命とも意思の交流をすることができるようになります。科学者達でさえ、今やこのことを認めています。





【解説】

私達の身体が極小の細胞から成っており、それらが互いに結合して各器官を形成し、全体として機能していることは、私達も知っています。こうして身体を支えることが出来るのも、各細胞が各々その役割を果たして、体格を維持できているからに他なりません。

各々独立した存在でありながら、全体と調和して自らの役割を果たしている所が重要な部分です。さて、こうした細胞群の活動は私達の心とは独立して機能しています。もしそうでなければ、絶えず動揺する心や毎晩の眠りに就いた後には、身体は活動を停止してしまうことにもなりかねませんが、実際には心とは独立している為、通常は影響を受けにくいという訳です。

本項では、更に心や視覚、聴覚などの元は細胞が生み出したものだと説いています。言い換えれば、目や耳の感覚器官はこれら細胞の一環として造られていて、問題はそれらの反応を受けて判断するような存在部分であり、心や視覚、聴覚の感覚(sense)が独立して存在することなのです。

もちろん、私達の心自体が自らの情報源がこれら自身の細胞からもたらされていることを自覚すれば、次第に心は細胞を頼りとするようになり、心のおごりは取り除かれることにもなります。更には、この細胞を通して、距離に関わりなく、宇宙の英知にアクセスできることをも説いている点にも注目したいところです。


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