ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落317 [2013-05-20]

317 Some people call this pulsation a knocking in the head. Others say it is a code system like dots and dashes, but it is neither. In mystic fields this is considered as messages from the dead, or other planets or planes because they do not know what is taking place and give credit to mysterious forces. When in reality the pulsation is caused by the expansion of the mind cells in a broader field of interest.

317 人々の中にはこの脈動を頭の中のノック音と呼んでいます。他のものはそれを(訳注:無線の)トン・ツーのようなコードシステムだと言いますが、いずれも違います。神秘主義の分野ではこれを死者か、他の惑星或いは他の次元から来るメッセージだと考えられていますが、それは彼らが何が起っているかが分からずに、それを神秘的な力のお蔭としているのです。しかし、実際にはその時、その脈動はより広がった関心の分野に向けて心の細胞が広がることによって引き起こされているのです。





【解説】

心が因に目覚めるにつれ、心に直結している細胞群に変化が生じ、本人自身もそれら細胞群の従来にない活動を知覚出来るという訳です。ここで注意したいのは、このような目新しい出来事は自身の肉体の変化であり、神秘的なものではないと明言している点です。いずれにせよ、学習を続けている皆様は遅かれ早かれこのような状況にも出遭うものと思われますし、その時、かつてこのような身体上の変化が起こるとの記載があったことを思い出して戴ければと思います。

さて、心の発達に呼応して、肉体の内外部が変化することは重要なポイントです。つまりは肉体は心の状況を絶えず反映する仕組みが備わっており、まさに原因と結果の法則が活きている訳です。これについては、聖書に多くの例が記載されています。歩くイエスの後ろで衣に触れることで病が癒えた女性に対し、イエスは「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのだ」と述べたことが伝えられています。(マルコ5:34) 「イエスの衣に触れれば、直していただける」と信じた、まさに本人の心の決意が自身の肉体も劇的に変貌させたのだとイエスも述べていたということです。


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