ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落318 [2013-05-21]

318 Many mystics have employed stimulants of various kinds to promote the knowledge of the unknown. But this is temporary, and many times only a hallucination or a reflection of their desires. This of course is unnatural and does not lead to beneficial knowledge of oneself. And only by knowing and following the natural laws can lasting knowledge be obtained. That is why the words of wisdom, "man know thyself and you shall know all things," have come down through the ages. And are just as true today as when spoken. And if we live these lessons, instead of stumbling in the dark as so many have done, we can go direct to the library of the Cosmos, the house of knowledge, directed by consciousness.

318 多くの神秘主義者は未知の知識を増進しようと様々な興奮剤を採用して来ました。しかし、これは一時的であり、多くの場合は幻覚体験、もしくは彼らの願いの反射でしかありません。これはもちろん、不自然であり、自身の有益な知識に導くものではありません。そして自然の諸法則を知り、従うことによってのみ、永続する知識が得られるのです。それが「人は汝自身を知る、そうすれば全ての物事が分かるはずだ」という知恵の言葉が何世代も通じて伝えられて来た理由です。そしてそれは、その言葉が話された時と全く同様に今日でも真実なのです。そして多くの者がそうであるように暗闇の中でつまづく代わりに、私達がこれらの教科に沿って生きていれば、私達は意識によって指揮された宇宙図書館、知識の家に直接行くことが出来るのです。





【解説】

生命の科学学習講座も後半の第8課になり、そろそろ「意識」への感受力が高まった者に対する助言も記される段階に入っています。しかし、私も含めて人により道程は様々で、ポイントを掴み容易にこの段階に達する方も居るでしょうが、大部分の方は未だ十分な体験を得ていないのかも知れません。

そこで重要なのは、本項の示すところです。即ち、「意識」との交流の時の素晴らしい体験を再取得しようと焦るあまり、薬物を用いたりすることを厳に戒めています。それらは本物ではなく、単なる心の願望が浮き上がる錯覚であり、一時的だと警告しているのです。

それに代えて、自分自身を探求し、自身の中に因の諸活動を探ることを薦めています。もちろん、こうした中で得たご自身の体験は何ものにも代えがたい貴重なものであり、理解を拡げる進化の礎です。


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