ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落315 [2013-05-16]

315 Do not be mystified by the different feelings you may experience, for until now millions of cells in the body and brain have had nothing to do. They have been dormant, waiting to be used. Your mental interest in the cosmic self will give them an opportunity to act. And as they go into action you will notice a difference of feeling, a conscious alertness that you did not have in the past. You may even feel a strange, faint pulsation in your head as you put some idle brain cells to work. But in a short time they will blend with others and you will not be aware of their activity. And this will occur from time to time as the need arises for extra cells to go to work. For until now less than half of the cells of the brain have been active.

315 貴方は違った感覚を体験したとしてもまごつかないで下さい。今や身体や頭の中の何百万もの細胞が今迄何もすることがなかったからです。彼らは使われるのを待って休眠していたのです。宇宙的自己への貴方の心の関心が彼らに活動の機会を与えるのです。そして彼らが活動に入る時、貴方は異なる感覚、これまで経験したことのない意識的な警戒状態に気付くことになるでしょう。貴方は何か怠惰な脳細胞を働かせようとする時には頭の中である奇妙でかすかな脈動さえ感じるかも知れません。しかし間もなく彼らは他と融合し、貴方は彼らの活動に気付かなくなることでしょう。そしてこのことは追加の細胞が働くようになる必要性が起る場合に時として起ることでしょう。何故なら、これまで頭脳の細胞の半分以下しか活動していなかったからです。





【解説】

私達が宇宙的自我の部分に関心を持ち始めると、脳細胞も変化が生じ、今まで休眠していた細胞が働き出すこと、その為に従来に無い感覚が生じることがあると、本項は説いています。

残念ながら、本項のような段階の体験を未だ得ていない為、十分な説明は出来ませんが、いわゆる宗教の教祖とされる人物の伝記の多くに、これに相当する事象が語られています。もっとも従来は、これらを本項で指摘されているように神秘体験としてその後の新興宗教に結び付けてしまった事例も多いように思われます。

各自の脳細胞の変化は、私達の心の姿勢に呼応するものであり、心が本来の道程を進めば、自ずと身体各部の細胞もそれに対応した進化を遂げるということでしょう。私達は自らの心の変化が周囲の環境はもとより、自らの身体にこそ最も端的に現れるものだという訳です。


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