ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落314 [2013-05-15]

314 Once you expand your mind into the womb of consciousness you will be witnessing some of the things of which you may have read or heard pertaining to the mystical fields. But if you have learned your lessons well you will understand what is back of this. And what causes the different effects that are oftimes produced through the various branches of mystics, or religions. And you will not participate in the confusion in which they find themselves.

314 ひとたび貴方が貴方の心を意識の子宮にまで広げるなら、貴方はこれまで読んだり聞いて来た神秘の領域に属するような物事のいくつかを目撃することでしょう。しかし、もし貴方は自分の教科を良く学んでいれば、この背景にあることを理解することでしょう。そして様々な神秘学派や宗教を通じて何がしばしば異なる結果をもたらしているかも理解するでしょう。そして貴方は彼らが見る混乱に関与することはありません。





【解説】

私自身、本項で示されているような体験は少ない為、十分な説明はしにくいのですが、先ずは文中の"the womb of consciousness(意識の子宮)"という表現に注目すべきだと考えます。

私達が実際に目にする事象が現実世界に現れるまでには、原子、分子のレベルの様々な段階の準備活動があった筈です。丁度、土に蒔いた種が出芽するまで、その種の中の知性が外の環境条件をどう判断し、発芽に適した条件になっていることを確認し、その上で、芽を成長させる一連の作用が内部で起こっている筈です。その上で、具体的に種の殻が破れて、初めて私達は発芽を知るという訳です。現象の前には実に様々な準備作業があることになります。

同様に現実世界に起こる現象は先ず、因の段階で形成され、その上で現象世界に現れるということでしょう。その段階の意識の作用を感知出来れば、未だ現れない段階でいち早く現象を予知することも出来る訳です。

こうした仕組みを正しく理解することが神秘を生み出さない正しい理解に繋がるということです。


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