ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落313 [2013-05-14]

313 We do not want anyone to associate what is to be given with the type of mysticism or occultism that they may have learned to know. For these have divisions and deal with two different ends. One material, the other spiritual, and they have been widely separated by fears and lack of understanding. While we are dealing with reality, as there must be a cause for every effect.

313 私達は誰一人として神秘主義や超自然主義の類いから学ぶかも知れないようなものに関わって欲しくはありません。何故なら、それらは分裂を有し、二つの異なる対極を取扱うからです。一つは物質的なもの、他は精神なものです。両者は恐怖心と理解の不足から大きく引き離されてきました。一方、私達は現実を取扱っています。個々の結果には全て因があるに違いないからです。





【解説】

いわゆる神秘主義は、原因と結果を両極に対峙させることに問題があると本項は説いています。実はその結果、両者の関係を結び付けないが故に、神秘の部分は増長し、現実とは次第に乖離してしまうのではないでしょうか。

「意識」についても同様で、私達が現実の物質世界との関連を探求して行く中で、不可視である因の存在を学ぶ姿勢が重要となる訳です。言い換えれば、自然界に生じるあらゆる現象は、所定の法則に従い、それを再現している訳で、元来、不思議な要素は無いということでもあります。一つ一つの驚異に驚きながらも、法則の普遍性を学ぶことが重要と思われます。

私達は、自らが求める「意識」について、その特徴をいち早く掴んで、日常の中にその作用に気付き、感謝したいものです。現実の環境への反映を見れば、その応用の良否、探求の進め方の良否は明らかになる筈です。


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