ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落312 [2013-05-13]

312 All faiths and religions were originally founded on what we call the occult or supernatural. For the supernatural is nothing more than the cause back of all creation - The consciousness that we call God. And while mystery has been created through lack of understanding, in reality there is no mystery. For that which can be known ceases to be a mystery. And the space brothers know that it can be known by using the right approach. They have proven this to some degree.

312 全ての信仰や宗教は元々はいわゆるオカルト(訳注:神秘的なもの)或いは超自然的なものに基礎を置いて来ました。しかし、そこでの超自然的なものとは全ての創造の背後にある因、私達が神と呼ぶ意識であることに過ぎません。そして理解の不足に起因して神秘が造り上げられる一方で、現実にはどこにも神秘はありません。何故なら、理解し得るものは神秘では無くなるからです。そして宇宙兄弟達は正しい取組によってそれが理解するようになることを知っています。彼らはこのことを自身で幾分か立証して来たからです。





【解説】

宗教や信仰は未だ現実化していない因の領域についての信頼に根本を置いています。本項で繰り返し述べられている「意識」についても、既存の五感に感知できるもので無い以上、その取り扱い方も類似しがちです。

しかし、本項で指摘されているように、たとえそれらが現在の我々には「超常」「超自然」に分類されるにしても、私達はそれらを単に「神秘」として片付けてはならない訳です。

当初から神秘として一派ひとからげにラベルを貼り付けていては、先に進めないのではないかと考えています。くしくも本講座が「生命の科学学習コース」と名付けられているように、私達はこれら「超常」とも言える「意識」の作用を探求して行かなければなりません。

少しずつですが、自分の感性を拡大して、丁度、7色の虹の更に人の目には映らない光の波長領域にまで、視界を拡大させること、因の領域にまで私達の視野を拡げることが大切だという訳です。


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