ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落311 [2013-05-10]

311 A cosmic man is all inclusive, he does not go anywhere for he is everywhere. And your cosmic counterpart will take you on a journey through the household, from room to room, act to act, so that you may understand your inheritance and thereby become one with the whole.

311 宇宙的人間は全てを包含しています。彼は何処にも行くことはありません。何故なら彼は何処にもいるからです。そして貴方の中の宇宙側の相棒は貴方を部屋から部屋に、行動から行動へとその家庭の中を連れ歩くことでしょう。そのようにすることで貴方は自身が受け継いでいるものを理解し、それによって全体と一つになるのです。





【解説】

本文では"cosmic man"を「宇宙的人間」と訳していますが、以後に出て来る"cosmic counterpart(宇宙側の相棒)"も同じ意味で用いられています。言い換えれば私達の中にある宇宙的な部分の相方とも言える存在がそれであり、"counterpart"とは具体的な対応窓口、相棒といった存在です。

私達の内部に存在するこの宇宙的な対応者は常に私達と一緒に居て、しかも全宇宙を包含しているという訳ですから、それ自体、私達が何処に行こうとも、行く先々に見知らぬ場所など無く、全てを知る者と言えます。

また、そのことからも、私達にはあらゆるものが授けられており、それらを活用するよう創造主から望まれているという大変、恵まれた存在であることも分かる筈です。あらゆる才能、あらゆる能力はそれら宇宙的相棒を通じて、私達に与えられている訳で、私達は素直にそれを歓び感謝して、より良い生活に活かすことが大切だということでしょう。

その為の唯一の課題は、私達自身の中に常にその相棒が居ることを忘れないことです。


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