ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落305 [2013-04-30]

305 The space people live this understanding of life, but they also have a long way to go to attain it. However they have set their foot upon the right path and eventually will accomplish what they have set out to do. While we have promoted various highways and by-ways that have proven to lead everywhere except to the household of the Creator. We can be thankful to the Brothers for giving us the key of consciousness that unites all creation as one with the Creator.

305 宇宙人達は生命に関するこの理解を生活の中で実行していますが、彼らにもまたそれを達成する為の長い道があるのです。しかしながら、彼らは既に正しい道筋に足を乗せており、やがてはその提示したなすべきものを達成することでしょう。一方の私達は(戻るべき)創造主の家庭以外のあらゆる場所に導くものであることが明らかとなった様々な大道や脇道を奨励して来てしまっています。私達は宇宙兄弟達にすべての創造物を創造主と一体化する意識のカギを与えてくれたことに感謝してもよいでしょう。





【解説】

本項は、この「生命の科学」講座が生まれた背景と目的を説いています。

私自身、この解説文を書くに当たって、毎朝の通勤途上の空き時間に、1段落ずつ読み返し、そこから得た感想を記している訳ですが、その結果分かったことは、一つ一つの段落は注意深く繋がっていることでした。はからずも著者の思考の道筋を辿るような仕事になっています。

そこには、一段落ずつ著者の思いがあり、他惑星人による工夫された道筋がある訳で、私達は各段落から得るべきものを身に付ける必要があります。

本項によれば、宇宙兄弟達も決してゴールに到達した訳でなく、私達の先を進む先人です。その先人達が私達に残したのがこの講座ということになります。読者の多くが本書の内容に何か物足りない、あるいは具体的な記述が少ないという印象を持つとしたら、それはあくまで本書が、私達の心の姿勢を矯正する為、意識の存在に気付かせる為に記されたものであり、決して必要以上の知識を授ける目的の本ではないことに起因します。

知識は必要ですが、それ以上に知識の源泉の存在とそこから放射されるメッセージを感じ取る能力の開発が第一である訳です。


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