ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落304 [2013-04-26]

304 We are all conscious beings and the still small voice which is consciousness keeps impressing us that there is a better way than the mind has promoted. It is not some teacher or preacher, here and there, that can tell us how, but the consciousness that is within each, as it is within him. For it is THIS that has made man aware of a better life for centuries, and it will continue to do so until man's sense mind gives its dominion over to consciousness. And when this happens man will know, for he will never again sense any divisions or feel himself separated from the Creator.

304 私達は皆意識的な存在ですし、意識である小さくかすかな声が私達に心が押し進めているよりも良い方法があると印象づけ続けています。私達にそれがどのようにしてと教えられるのはここそこの教師や説教者ではありません。それは各自の内側にある意識であり、意識が人の内側にあるからです。何故なら、何世紀にわたって人により良い生活について気付かせて来たのはまさにこれなのです。そして意識は人間の感覚心が意識にその支配権を譲り渡すまで、その援助を続けることでしょう。そしてこのことが起る時、人は理解するのです。何故なら人はそれ以降、決して如何なる分け隔てを感じることは無く、創造主から自身を分離した存在として感じることもないからです。





【解説】

私達が自身の未熟な心でこれまでやって来られた理由は、私達自身の内部には意識が常に存在し、必要な活動を続けているからに他なりません。従って心が積極的な活動を停止しても代わりにこの意識の作用が顕在化するだけのことですし、心の支配から脱して、宇宙普遍に繋がる意識からの印象に従えば、より良い人生が待っているということになります。

心を監視して、受ける印象が心の反応によるものか、内部の意識から来るものかを峻別して、常に意識の側に耳を傾けることが重要です。はじめの内は、この意識の自覚は難しいかも知れませんが、一つ一つの成功体験から、自分がどのような態度で印象を求めていたかを良く覚えておき、次回にも活かすことだと思います。そもそも私達が意識の存在についてどのような認識を持っているか、これまでの聖人達がそれについてどのような表現をしていたか等、研究課題は多いものです。


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