ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落298 [2013-04-18]

298 When we speak of nature, or nature's laws, there are two phases. One, the forms which nature produces in which we see ageing. And what we call ageing could be a fulfillment of the form's purpose that it may be replaced by a new form. But the law of life, or nature, is the same today as it always has been - in the primal stage. Replacing new forms for the old for continuous service, each for a finer quality of expression as nature is progressive. Always going forward, never retrograding. So here we are witnessing the Creator's Consciousness in action. And since only newness comes out of this consciousness, and not age, then we are shown that the Creator lives in the primal stage all of the time. And all that is created by this consciousness is a manifestation of primal cause.

298 私達が自然或いは自然の諸法則について話す時は、二つの面があります。一つは自然が作り出す形あるものであり、そこには私達は老いを見ます。そして私達が老いと呼ぶものはその形あるものの目的の成就とも言えるものかも知れませんし、それは新しい形と置き換えられるかも知れません。しかし、生命の法則、あるいは自然というものはこれまでずっと今日と同じに、原始の段階であり続けているのです。継続的な奉仕の為にこれら古いものを新しい形に、自然は進化する為、一つ一つをより精緻な資質に置き換えています。常に前進し、決して退化することはありません。ですから、ここに私達は、創造主の意識が行動する様を目撃しているのです。そしてこの意識からは新しさだけしか来ず、老化はありません。そうして私達は創造主は如何なる時も原始の段階で生きていることを知らされるのです。そしてこの意識によって創造されたものは全て原始の因の現れなのです。





【解説】

私達が何処に暮らそうとも、またどのような時代に生きようとも生命の法則は変わることなく、宇宙普遍のままという訳です。

即ち、太古に地球で生きていた者も今日生きている私達も、そして他惑星で生活を続ける宇宙兄弟達も、その生命を支える法則は全く同一のものであり、全ては同じ宇宙の中に生きているということです。

一方、同じ法則下に生きながらも、その応用の誤りや誤解から、具体的な環境状況は大きく異なるものと思われます。長年培われた努力の成果は、その土地の文化となってまとまるでしょうし、逆にそこで暮らす人達自体が地域文化の影響の下に暮らしていることも確かです。

本項で最も注目すべきは「老いは成就である」と説いていることです。草花を見れば、種から芽を出し、成長して花を咲かせ、やがて実を付けては枯れるものも多いものです。人間も同じで、誰でもある程度の寿命があり、肉体の衰えが来ることは間違いありません。その際に生きて来た成果として何があるかが問題という訳です。一口で老いは成就と説かれていますが、その持つ意味は深いものがあります。


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