292 In other words, I became the part that I wished to understand consciously, by realizing that the part was made by consciousness. For molecules and cells in any form are endowed with consciousness which is the life of the thing. There is not a particle in existence that is not supported by life - or it would not be in existence.
292 言い換えれば、私は私が意識的に理解したいと思う物に対して、その物が意識によって作られていることを実感することで、その一部になったのです。何故なら、如何なる形有るものも分子や細胞にその物の生命である意識が授けられているからです。生命によって支えられていないものは、みじんも無いからです。そうでなければ、それは存在しないでしょう。
【解説】
相手を理解する為には意識レベルにおいて相手と融合することが必要だと本項は説いています。
「相手が自分を受け入れているかいないか」、或いは「相手が自分を理解している、或いは理解しようとしているか」は一般的に感受できるものですが、私達は実際にはそれを単に言葉は表情ではなく、「感じ」や「印象」で判別しているように思われます。その根底にあるのが「意識」であり、「意識レベルで相手と融合する」ことで相手を理解し、受け入れることになります。
こうしたことが日常的に可能になれば、もはや言葉や文字の表現は不要となり、あらゆるものと意識を用いて互いの価値を理解しあえることになります。
こうした能力は「テレパシー」とも言えますし、創造主の意思を知り、学ぶ学習の機会を得ることにもなる筈です。その為の一歩がその基本要素である「意識」の存在とその作用についての学習であると言えるでしょう。
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