ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落291 [2013-04-09]

291 This is only one of the experiences I remember from the trip, for the association with all that were on the ship was also a feeling of oneness, never to be forgotten. And this union of sense mind and consciousness included the ship which was carrying us. For the molecules, the conscious entities of my form, became one with the conscious molecules of the ship's form. Yet the geometrical pattern of each form was different, and for a different purpose in the field of effects. But the cause was the same, for each form was serving a cosmic purpose.

291 これはその旅行から思い出す体験の一つに過ぎませんし、その船にいる全てとのつながりは、また、決して忘れることのない一体感でもあったからです。そして感覚心と意識との結合は私達を輸送するその船も含むものでした。何故なら、私の体の意識的実体である分子達は船体の意識ある分子達と一つになったからです。各々の体の幾何学上のパターンは異なり、結果の世界において異なる目的のものではあります。しかし、その因は同一です。各々の体は宇宙的目的に奉仕しているからです。





【解説】

結局のところ、「一体感」は私達の肉体の分子レベルにおいて意識が融合することに起因することを、本項は説いています。万物ことごとくに浸透し、存在する「意識」は相互に融合し合う中で認識を共有するものだと思われます。

一方、こうした状況がどのようにして達成出来たかについては述べられておりません。もちろん、土星旅行の際にはこの状況を促進する何らかの装置類が装備されていたものと思われますが、著者アダムスキー氏がこのことを本講座の中でこのように繰り返し述べていることに、私達は着目しなければなりません。私達自身、各自は60兆個もの自らの肉体細胞、更にはそれらを構成する分子原子の一つ一つを知覚し、意識してそれらと交流することによって、他の対象物とも同レベルの交流が可能になるということではないかと考えています。

よく言われる言葉に「全身全霊で」という表現がありますが、目標に向かう際には、心だけの浮ついたレベルでなく、自身の身体の細胞及びその構成員である細胞の意識等、あらゆるものを総動員して対象と接することで、道が拓けるように思われます。


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