ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落290 [2013-04-08]

290 In that frame of mind I became fully aware of the intricate parts of the instruments and their purpose. And I had the feeling of being a part of each part, and felt my purpose of being in cooperation with others. This was so clear, but I cannot find words to illustrate my feeling. It was so definitely impressed upon me that I cannot forget the experience. Even as I speak of it I enjoy the feeling once again.

290 この心持ちの中で、私はその装置類の入り組んだ部品やそれらの目的を完全に分かるようになりました。そして私は個々の一部であるかの気持になり、他と協力するという私の目的を感じました。それはとても明瞭なものでしたが、その時の私の感じを表現する言葉が見当たりません。それは私にそれほどにはっきりと印象付けられましたので、私はその体験を忘れることはできません。そのことを話す時でさえ、再びその感じを味わうほどです。





【解説】

誰にも忘れがたい記憶の場面はあるものですが、本項に書かれている事項は、土星の宇宙船内でアダムスキー氏自身が特別に体験したということで、ある意味、特別なものだと考えます。

普通の私達にとっては、宇宙船に乗ること自体、夢のような出来事なのですが、更にこの場合は、土星からの特別な母船であった訳で、アダムスキー氏自身にとっても珍しい機器に驚くばかりの光景であったことが想像されます。

そうした中で、誰から説明を受けることもないまま、自身の印象のキャッチ力を駆使してその一つ一つに対峙する時、各機器と意識を通じ合わせ、互いに理解出来るような不思議な状況が起こったものと思われます。物と一体になる体験をその宇宙船の中で得たという訳です。これらの事柄は日本神道の例を引くまでもなく、地球では古来から「語られて」来た訳ですが、他惑星においてはそれらが隅々にまで実践され、具体的には個別宇宙船の機器についても、それを実現するまでの段階に発展しているということだと思います。

人や物に限らず、対象と真に交流する為には、対象と意識レベルで融合する必要があり、それらの融合体験が自らの意識拡大の原動力になるように思われますし、その状況を記憶することが大事だと考えています。


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