ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落288 [2013-04-04]

SCIENCE OF LIFE - STUDY COURSE

LESSON EIGHT

Cosmic Oneness

By GEORGE ADAMSKI



288 In lesson seven we spoke of my experience in the Saturn space ship. And as stated, when I first entered the big ship my mind was attracted to the instruments. But I had to quiet this interest in order to place myself in the realization of conscious awareness that I might be worthy of the primary purpose of this trip. The mind was like a child that wants to ask a lot of questions without listening to the answers. So the sense mind was quieted to listen and not be curious. This was of value for I was ready to listen through the sessions of the Council. But even then the sense mind had questions which I ignored, giving them no expression. So at the end of the Council my mind had no questions, all had been answered.



生命の科学−学習コース

第8課

宇宙的一体

ジョージ アダムスキー著



288 第7課では土星の宇宙船での私の体験についてお話しました。既に述べたように、私が初めてその大型宇宙船に乗り込んだ時、私の心はその装置群に興味を引き付けられてしまいました。しかし、私はこの旅行の大事な目的に値するよう、宇宙意識の実感に身を置く為、この興味を鎮めねばなりませんでした。心は答えに耳を貸さずに多くの質問をしたがる子供のようでした。ですから、感覚心を静め耳を傾けさせて、好奇心を持たせないようにしました。これは価値があり、私がその評議会の会議を通して聞く準備が出来ました。しかし、それでも感覚心は問い掛けて来ましたが、私は無視して、それらに何らの解説を与えませんでした。その為、評議会の終わりには、私の心は何らの質問を起こしませんでした。全ては回答されていたからです。





【解説】

意識との関係においていつも課題となるのは、心の動きです。一見して心が嫌がるものに対しては拒絶反応を示す一方、本項のように興味を持つ対象に対しては、前後の見境無く自らの関心に突き進んでしまいます。

本項の場合、宇宙旅行の目的は土星で開催される惑星間会議であった訳で、心はそれへの対応に専念すべきことは言うまでもありません。著者アダムスキー氏はその間の心の反応を正直に私達に伝え、心の反応への対応の大切さについて説いている訳です。

こうしたことは日常的にも私達の周囲に起こっている訳で、私達は心を監督しながら、必要な方向へリードし続けなければなりません。有頂天になったり、逆に落胆したり、私達の心は不安定であり、絶えず本来の方向にリードする必要があるのです。一方、本項に述べられているように、心を鎮めて意識から来る印象を感受するようになると、心の疑問は既に解決し、理解は自ずと進んで来ることが分かります。


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