ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落255 [2013-02-06]

255 I have had a number of such experiences with others. But it is sometimes difficult to convey to the present individual ego, mind its past experiences and relationships. That is unless the mind of the individual blends with the consciousness of his own being, the all inclusive. This is not easy to do for most people dwell in the field of effects which they call concrete facts. Yet we know that behind each effect is the cause which is not as apparent as the effect.

255 私は他の人々についての数多くの同様な体験事例を持っています。しかし時として現状の各自のエゴの心にその過去の体験やつながりを伝えることは難しいものです。それは各自の心が全ての内包者である自分自身の意識と融合しなければ為し得ないからです。これは確固たる事実と称する結果の分野に居住する大多数の人々にとっては容易なことではありません。しかし、それでも私達は個々の結果の背景にはその結果物のようには明らかとなっていない因なるものがあることを知っています。





【解説】

以前、アリス・ポマロンさんがご存命の頃、ボストン郊外のお宅を訪れ、お宅に一泊させて戴いたことがあります。夕食後、ポマロイさんから、アダムスキー氏と最初に出会った時のことをお聞きした内容は今でも鮮明に覚えています。

それはある会合で、初めてポマロイさんがアダムスキー氏に会った時、アダムスキー氏は何度となく、特別な視線でポマロイさんを見たということです。何か、その人物の内側を見通すような鋭いまなざしであったということです。

その事柄は実に本項で著者が述べていることを意味しているものと思われます。つまり、アダムスキー氏はその人物の本質的は事柄を見通せたということではないかと考えます。スペースプログラムと呼ばれる計画にとって重要な役割を担う協力者に対して、本人は気付いていない過去世やその他本質的なものを一瞬の内に見抜いたということでしょう。丁度、イエスが12使徒を選んだようにアダムスキー氏も協力者を選んだという訳です。

宇宙意識の中に溶け込ませてしまえば、あらゆる事柄が見通せることになるということでもあります。


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