ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落256 [2013-02-07]

256 So you can see that if the mind does not blend with the consciousness it can be lost in the sea of life. That is why great teachers such as Jesus have stressed, fear not that man that slays the body but the man who slays the soul.

256 ですから貴方には、心が意識と融合しなければ心は人生の海の中で迷子になり得ることが分かるでしょう。それがイエスのような偉大な教師が強調したこと、肉を切る者を恐れるな魂を切る者を恐れよの理由です。





【解説】

記憶が大切であることは本課のテーマです。実際に記憶が無くなってしまうことは、自分を見失ってしまうことですが、同様なことは昨今、認知症としても知られているところです。

極端な場合、家族も判別出来なくなることもある訳ですが、そのことに対して最も恐れているのは患者ご自身です。自分がどのように生きて来たか、何をやって来たかが分からなくなる訳で、道に迷った時に似て、困り果ててしまっているのでは無いかと思います。

このことはイエスの時代から警告されていたという訳で、催眠術やその他マインドコントロールと呼ばれる手法が本人の記憶を消し去るようなことがもし、起こされるとすれば、本当に気を付けなければなりません。

心は記憶することは苦手であり、常に紙に書いたいわば、結果の世界に現した原稿を元に人前で話したがるものですが、多くの優れた講演者を見ると、彼らは自分の話す内容を悉く記憶して、台本の無いまま所定の講演をしていることが分かります。かつてアダムスキー氏も小規模の会合では次々に話題が広がり、その度毎に具体的なデータを含んだ内容が話されたと聞きます。アダムスキー氏の場合も、自分が伝えるべき内容を、宇宙のどこかに記憶し、それを意識を通じて、感知しながら、講演活動をされていたように思われます。


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