ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落232 [2012-12-27]

232 This is no different than a mother who refuses to believe that her child can do anything wrong, and will not correct it. Eventually the child suffers with the parent because the parent failed to strengthen the weakness that was showing up in the child. This was caused by the mother's fear of recognizing the weakness in the child. And she added weakness to weakness instead of correcting it. Finally the mother had to face the truth, she could no longer avoid it and it was far more difficult than it would have been in the earlier stages.

232 これは自分の子供が何ら誤ったことをする筈がないと信じて、子供を正そうとしない母親と変わりありません。しかし、最後は子供がその両親に苦しむことになります。何故なら両親はその子供の中の弱さに対して強くすることに失敗したからです。これはその母親が子供の中にある弱さを認めることを恐れていることによってもたらされたのです。そして母親はその弱さを正す代わりに弱さの上に弱さを付け足して来ました。遂には母親はその真実に直面せざるを得ず、もはや避けることは出来ず、それは早期の段階に比べてはるかに困難なことになってしまったのです。





【解説】

私達は真の自分自身と自らの心(エゴ)をしっかり区別し、心(エゴ)の持つ課題に対してしっかりした対応を執ることが重要な訳です。とかく心を放任している私達は、自らの心の示す欲求そのままに行動して来た結果、本来の歩むべき道から大きく外れてしまいました。

しかし、毎朝の目覚めから一日が始まるように、心も眠りの間は一度リセットされ、毎朝ある程度新しい状態からスタートする訳で、是正の機会は毎日あるように思います。基本は本文に書かれているように、本来の私達自身がどのように自分の心と対峙するかの問題であり、本件に関する限り他者は一切係りがありません。うまく出来ないからといって誰かに言い訳をしたりする必要もなく、ひたすら自分自身と向き合う中の日々の精進ということになります。


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