ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落233 [2012-12-28]

233 Did not Jesus say, he who is trying to save his life shall lose it? Isn't this what the ego is afraid of by giving up its will to consciousness? This is also a lack of faith in the Creator whom we call God. For Jesus also said, he who gives up his life shall find life eternal. Meaning, he who gives the will of the ego unto the will of consciousness shall partake of life eternal. For consciousness is eternal and proceeds all forms. And without it there would be no forms, for an unconscious form is a dead form.

233 イエスは自分の命を救おうとする者はそれを失うとは言わなかったでしょうか?これはエゴがその意志を意識に差し出すことで恐れていることを指すのではないでしょうか?これはまた、私達が神と呼ぶ創造主に対する私達の信頼の不足でもあります。何故なら、イエスはまた、自分の命を捨てる者は永遠の生命を見い出すとも言いました。それはエゴの意志を意識の意志に譲り渡す者は永遠の生命を共にすることになるという意味です。何故なら、意識は永遠であり、万物を先んじているからです。そして意識無しには如何なる形有るものも存在しません。意識の無いものは死んでいるものだからです。





【解説】

本項の主旨を言い換えれば、私達はそれ程の覚悟で自分の心(エゴ)を捨て去る決心をする必要があるということでしょう。「全てを捨てる」とは一遍上人が著名ですが、その捨て去ろうとしたものは、必ずしも身に付けていたもの、物品ではなく、私達の心(エゴ)の意思であったように思われます。

意識からそっと寄せられる印象にひたすら従い、素直に行動出来る自分にする為に、私欲を捨て、過去のしがらみを解き払うことによって、私達自身(エゴ)を意識の海の中に解凍させるというイメージかと思います。

全ての物事に先行して存在し、その結果を創り出す意識なるものの存在と自然に交流できるようになることが私達の願うところです。


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