ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落228 [2012-12-14]

228 The only difference between man and nature is - nature has no will of its own for as stated before, it is under the will of the All Inclusive Intelligence. Man as the highest expression was endowed with a free will mind, and it is here that he has his trouble. For the mind as an effect guides itself by other effects instead of lending its will to the will of the Cosmos. The reason that man was given a free will mind was that he might learn from The Supreme Intelligence the way and purpose of life. And he is endowed with the potential of becoming like his creator and say as Jesus did, I and the Father are One, and when you look at me you see the Father. The Venusians and other planetarians endeavor to express this daily by willing their minds unto conscious guidance. And we must do this if we are to fulfill our purpose.

228 人と自然の間の唯一の違いは、以前述べたように自然は自身の意志を持たないということであり、それは全てを包む知性の意志の下にあることです。最高位の表現物である人は自由意志の心を与えられており、そのことが人が問題を抱える所となっています。何故なら一つの結果物である心は宇宙の意志に自らの意志を貸し与える代わりに他の結果物で自らを導いているからです。人が自由意志を与えられているのには人は最高位の知性から人生の歩むべき道と目的を習うだろうと期待されているという訳があります。そして人は創造主のようになり得る能力を授けられていますし、イエスが私と父とは一つである、あなたが私を見る時、あなたは父を見ているのだと言ったようにです。金星人達や他の惑星人達は彼らの心を意識の導きに喜んで従わせることによってこのことを表現しようと毎日努力しています。そして私達も自分達の目的を達成するつもりなら、同じことをしなければなりません。





【解説】

自然界にあるもの全て、鉱物から動植物に至るまで、人間を除くあらゆるものは、それ自身の意志を持たず宇宙の英知の下に生きている一方、何故人間が自由意志を与えられたかが説かれています。

自然界の他の生きもの達は自ら学ぶ必要はなく、既に宇宙英知に従った行動をとっている訳ですが、人間は違うというのです。人間は自ら努力して、その生きる目的を学び、創造主の意志に自ら近づくことが期待される為、自ら学ぶ上で必要となる自由意志を与えられたのです。

究極にはイエスの言葉のようになる訳ですが、実はそれ程に完成した人物がイエスという存在であったこと、また金星をはじめとする他の惑星の文明も同様な進化を日々遂げる中で実現していることを本項は説いています。


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