ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落227 [2012-12-13]

227 The cells in the toe are different from those in the finger but each group is working with the others to make the body a perfect manifestation. And the same power and guidance lends itself to all alike. This is no different than the cosmic expression in the earth's cell structure. For from the lowest expression in the mineral kingdom and through the millions of nature's manifestations the same power and intelligence is expressing in varying degrees. This law is constant and does not change to favor one form, or a planet, above another.

227 足指の細胞は手の指のそれとは異なりますが、それでも互いのグループは人体を完全な創造の現れにする為、共に働いています。そしてそれと同じ力と導きが万物に等しく授けられています。このことは地球の細胞構造における宇宙の表現と違うものではありません。何故なら、鉱物王国における最低位の表現から、そして何百万もの自然の創造の現れを通じてこれと同じ力と知性が様々な度合で表現しているからです。この法則は不変であり、ある一つの形あるものや惑星の便宜を図る為に他に優って対応を変えることはありません。





【解説】

とかく手の指の方が足の指より身近で大事なように思ってしまいますが、どの指も等しく無くてはならないものであることは、各自、体験しているところかと思います。

人体の各部の細胞群のいずれもが等しく人体を支えている訳で。それは惑星の構造も同じだと本文では解説されています。つまり、私達は地表で生活する為に建物を建てますが、その拠り所となる基礎は各々杭を地中に刺して地殻に支えてもらっている等、地殻の鉱物群は私達の建物をも支えていることに気付く必要があります。

また、私達はこれら地殻を掘り出して、自分達に有用な物質や自分達が好む鉱物(宝石)を得ていますが、一方で捨てられる石や砂が果たしてきた「地球を形成する」という役割について私達は気付く必要があります。

過去に生じた地震の痕跡はこれら地表の下に眠る地殻の構成に現れていることは私達の知るところであり、時々見える斜めに傾いた地層の状態からは、一見動かないように見える地殻が実に活発に活動して来たことがよく分かります。


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