ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落226 [2012-12-12]

226 As stated before, the body is made of trillions of cells, grouped for perfect maintenance and operation. No different than the structure of the cosmos, and the body has all of the cosmic force supporting it. And when the human mind is working in behalf of the cosmic plan, instead of self, it never knows any unpleasant effects. For then it is free from discrimination, judgments, and likes and dislikes.

226 以前に述べたように、肉体は何兆もの細胞から成り立っており、それら細胞は完璧なる維持管理の為にグループ化されています。それらは宇宙の構造と何ら違う所は無く、肉体はそれを支える宇宙の力の全てを持っています。そして人間の心が自身の為でなく、宇宙の計画の為に働いている時は、不愉快な結果を決して経験することはありません。何故なら、その時、人は差別や裁き、好き嫌いから離れているからです。





【解説】

私達の身体は60兆個もの細胞から成り立っていることは既に知識としては持っていますが、重要な点はそれら細胞が大宇宙そのままに整然とした調和した関係にあるということです。「汝自身を知れ」という言葉がありますが、それは既に私達自身の中にあらゆる宇宙の要素が組み込まれているということでしょう。

現代の科学も各々の細胞から遺伝分子を抽出し、それらを増幅させて構成を調べたりするようになりましたが、大事な点は一つ一つの細胞や分子原子が各々調和して存在するということでしょう。これらが本項で言う「宇宙の計画」に基づいて行なわれている所が重要なポイントです。

ある意味、宇宙を貫く大きな意図に従ってあらゆるものが生きている訳ですから、私達の心もそれに従って生きれば、摩擦や抵抗もなく柔軟、スムーズに生きられることになります。

もちろん、この調和ある力、「宇宙の計画」は差別や裁きの無い創造主の意図であり、その意図を具体的に表現することが私達の役割ということになります。


第06課 段落225 [2012-12-11] <<  |  >> 第06課 段落227 [2012-12-13]