ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落202 [2012-11-02]

202 To guard oneself against such wild impressions, remember that a human form is always a human form even on another system. For the pattern for man is cosmic. The difference would be in the refinement of the form and the expansion of knowledge in different fields of expression. Yet the similarity from the lowest to the highest will be present for there are no blanks in the cosmic plan. In the field of service he who is guided by cosmic consciousness recognizes no divisions but blends all phases of manifestations in relationship to all others. No discrimination or judgment exists for one who has an understanding. Analysis for the purpose of correction and understanding of the misapplication of the law is ever present.

202 このような粗野な印象類から自分を守る為には、人間という形態は他の太陽系においても常に人間の形であることを覚えておいて下さい。人の為のパターンは宇宙的だからです。違いがあるとすれば、その形の精緻さと様々な表現分野における知識の広がりにあるでしょう。しかし、最低位から最高位の間には類似性が存在し続けています。何故なら宇宙の計画に空白は無いからです。奉仕の分野において宇宙意識によって導かれている者は如何なる分断を観ることはなく、それらすべての創造の現れの側面を他のすべてとの関連において融合させます。理解を得ている者に差別や裁きはありません。法則の誤用に対する修正と理解を目的とする分析が永劫に存在するだけです。





【解説】

印象を感受し易くなった後に注意したい点を前項(201)に引き続き説いています。

心の想像力はたくみであり、とかく印象を自分が分かり易いように、あるいは自分の都合の良いように歪めることに注意せよと言う訳です。その為には、全宇宙を通じて何か特別な生命体が存在することはなく、他の太陽系であっても私達人間という存在の基本的形は共通していることに留意すべきです。

様々なレ段階の人間が宇宙に存在する中で、私達のもの一角を占めているということでしょう。仏教では宇宙には無数の仏国土があると言っており、キリスト教では天には多くの館があると説いています。これらの惑星社会の多くは地球よりは格段に優れた所も多い筈で、私達はそれらの人達に学びたいと思う訳です。しかし、これらの人達も基本的には私達と同じ道を歩いて来たことは明らかです。本文最後のくだりに、法則の誤用に対して正すこと、法則を理解する為、絶えず分析することは永遠に行われることだと述べているからです。


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