ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落192 [2012-10-19]

192 Man has learned much about the three dimensional world and now it is time for him to blend his knowledge with the four dimensional invisible world around him. That is if he is to do away with the mysteries that he has been governed by all of this time. And this can only be done by the mind, the effect, humbling itself to the consciousness - the cause, and thus allow it to explain the relationship of the two. Only consciousness can do this as it is the fourth dimension that knows no limitations.

192 人は三次元世界については既に多くを学んでおり、今はその知識を自分の周囲にある目に見えない四次元世界と融合させる時です。それは人が常日頃、支配されている諸神秘を取り去ろうとするならばです。そしてそれは、結果である心が自身を因である意識に謙虚にすることによってのみ可能となりますし、そうすることで意識に両者の関係を説かせることが出来るようになります。限界を知らない四次元である故に意識のみがこのことを為し得るのです。





【解説】

ここで言う「四次元」とは、時間や場所を越えて成立する世界、物質を生み出す因の世界、あるいは創造の世界ということではないかと考えています。それはイエスの言った「神の国」と同義語で、2000年以上も経った今日、再び私達はその因の世界を学ぼうとしている訳です。

私達は、物事の結果を重視し過ぎた結果、皆目この因の世界に気付くことは無くなってしまったようです。自分の目標以外は目に入らなくなっているとも言えるでしょう。しかしそれでは真の生活をエンジョイするどころではなく、慌しく短い人生を終えるだけになるかも知れません。

私達が因の世界を知る為には、まず私達の心が自らの限界と課題を十分に認識し、従来からそっと支援の手を差し伸べてくれている因の存在に感謝し、その四次元世界から学ぼうと決心する他に方法はないのです。いくら援助したくても、本人がそれを拒めばそれ以上のことは出来ないのと一緒です。

従って、先ずはこれまでの怠惰で貪欲な私達の心を反省しつつ、実は自分の身の回りはより精妙なる因の世界に包まれていることを知覚しようと努力することがポイントかと思っています。


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