ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落190 [2012-10-17]

190 Jesus for one tried to explain the fourth dimension, but even today his teachings are not understood. As a result the fourth dimension has been placed in the abstract side of life with the hope that it will be understood in the here-after. But how could one ever understand if he did not have some comprehension of it here? One must learn the next step to be taken before he can understand the reason for it.

190 一例として言えば、イエスはこの四次元を説明しようと努力しましたが、今日になってもその教えは理解されていません。その結果、四次元は今後理解されるだろうとする希望と共に生命の抽象的な側に置かれて来てしまいました。しかし、人がそれを今ここで何らかの会得をしない限り、これから先どのようにして理解できるというのでしょうか。人は進むべき次の一歩を学んだ後にその理由を理解することが出来ることを学ばなければなりません。





【解説】

聖書にはイエスが弟子達に「神の国」について語った箇所が数多くあります。その時、イエスは本項で言う「四次元」世界を指して語っていた訳ですが、その内容を理解できないでいる私達は2000年前から大きな進歩はないようです。その後、地球人は力点を物質に置き、紆余曲折もありましたが、今日まで生活面では格段の向上を成し遂げて来ました。

しかし、ことイエスの言われた「神の国」の内容についての理解は進んでいないようです。

本項では、この四次元世界というものが、長らく抽象的、概念的なものだとして来た点に問題があるとも指摘しています。実際には、意識の世界ははるかに現実的であり、一部の人達がそれを知る時、多くは人生観を変え、奇跡的とされるような業績を上げることになるものと思われます。

しかし、意識について皆目知覚出来ない私達にとって、必要なのは、先ずその世界を知ることであり、その後に初めてその意義を知るだとうと本項は説いているのです。


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