ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落189 [2012-10-16]

189 Since the beginning of time man has schooled himself to want concrete facts which are three dimensional like himself. He left the fourth dimension to mysteries and theories. And only here and there an individual could see the relationship of all dimensions. And when he would express his analysis he usually had very few followers.

189 時のはじまり以来、人は自分と同じ三次元の具体的な事実を求めるよう自分自身をしつけて来ました。人は四次元を神秘や理論に置き去りにしてきました。また、そこここでわずかながら、すべての次元世界の関連性を見る事が出来た者がいました。それでも、その者が自らの分析結果を表現する時、彼にはいつもほんのわずかの追従者しかいませんでした。





【解説】

人は真理を結果の世界に求めていた為に、依然として本質を掴めず、不安定な状態にあるということでしょう。一見して物質は揺るぎないもののようですが、歳月とともに変化する訳で、人間の棲む世の中では、10年もすれば人々の記憶も薄れ、事物も変遷することは避けられません。

しかし、こうした変化する現象の中にあっても、意識が作用する世界は変わることなく永続しています。創造主の意思は時間には係り無く作用し、宇宙全体が距離に係り無くその鼓動の元で動いている訳です。

私達は結果こそが永遠なるものとして根拠を置けると考えていましたが、実はそれは誤りで、意識が作用する世界にこそ私達の立つ拠り所とすべきだと本項は説いています。


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