ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落188 [2012-10-15]

188 Man's troubles begin in the fourth dimension. For he as a sense mind operates in the three dimensions, an effect of the cause. So he gives much time to the world of effects and understands it fairly well. But he has trouble associating the invisible world around him with the world in which he lives. And when he uses his mind instead of his consciousness to try and understand the fourth dimension, he becomes confused. And the great difference which exists in the invisible fourth dimension which is cause, makes it still harder for him to understand, as he has been taught in the three dimensions for centuries. Even the ancients did not understand the fourth dimension, for had they done so they would not have divided heaven and earth. Or cause and effect.

188 人間の諸問題は4次元で起ります。何故なら、感覚の心としての人は原因の一結果である三次元で働いているからです。その為、人は結果の世界に多くの時間を費やしており、その世界をかなり良く理解しています。しかし、人は自分が住む世界と自分の回りの目に見えない世界に関しては悩みを持っているのです。そして人が4次元を理解しようとする時、自らの意識を使う代わりに心を使う為、混乱するようになるのです。そして因である目に見えない4次元に存在する大きな違いは更に理解を難しくしています。何世紀もの間、人は3次元世界の中で教えられて来たからです。古代人達も4次元を理解していませんでした。もし理解していたら、彼等は天と地、あるいは原因と結果に分割しなかったであろうからです。





【解説】

以前聞いたウエイン・ダイヤーの講演CDの中に「貴方の悩みは何処にあるのか」というような発言があったように記憶しています。「物質世界の何処にも貴方の悩みは無く、悩んでいるのは貴方の心だけだ」というような主旨の説教であったかと思います。

私達の問題は、外の世界にではなく、自身の心の中にのみ存在するということでしょう。

その問題の出所は、私達の心が本質の意味を把握出来ないままに、混乱しているということですが、更に遡れば、本章(第5課)で言う四次元世界を理解できていないことだと本項は説いています。私達が心を用いて様々な事柄を理解しようとする所に混乱の原因がある訳で、心の代わりにご自身の意識を用いよとしている所が大事なところです。

学習を進めるにつれて、私達もこの四次元世界に気付くようになる訳ですが、そこでも従来型の心の持ち方では問題が生じる訳で、努めて意識を働かせる中で初めて全体像が見えて来るということだと考えます。


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