ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落187 [2012-10-12]

187 Man should become aware of living two different experiences at the same time, for he is living on top of the earth of three dimensions, yet depending and living in the fourth dimension. For from the crust of the earth towards the sky is the invisible fourth dimension which we call space. Outside of it we could not live any more than the fish that cannot live out of the water. No form could live without the support of the fourth dimension for it is the air which we call atmosphere in which earth forms live and breath. And if it were withdrawn no form could live, not even the earth.

187 人は同時に二つの異なる体験を生きていることに気付くべきです。何故なら人は3次元である地上の頂上に生き、かつ4次元に依存しその中で生きているからです。地上の塊から大空に向かって私達が宇宙と呼ぶ目に見えない4次元が広がっています。魚が水無しでは生きて行けないのと同様、私達はその外側では生きて行けません。如何なる形有るものも4次元の支援が無ければ生きられません。何故なら地上の形有るものが生き、呼吸する私達が大気と呼ぶ空気が無ければ如何なるものも生きては行けないからです。そしてもし、大気が取り去られたら、如何なるもの、地球でさえも生きることはできません。





【解説】

実際には私達は宇宙に包まれた存在であることを自覚する必要があります。私達を包む空間こそ、意識の世界だと本項は説いています。つまりは、日常的には私達は三次元世界に生きていますが、実はそれを包むように意識が支えている領域があり、そのお蔭で私達が生存するとしています。

これが、私達が自然と天空に憧れ、星々を眺める真の原因となっているのかも知れません。普段の生活を行ないながら、実は別の世界のことも意識しているということになることを、本項は示唆しています。

その為には、意識からのささやきに絶えずアンテナを張って、もらさず聴こうとすることや、その意識の印象のレベルと比較して日常の心のありようがそれで良いかを絶えずチェックすることが特に重要となるでしょう。

地球自体も含めて、あらゆるものを支える意識の力は、私達の想像を超える英知であり、それに触れることは、本人の劇的なる進化を意味することでしょう。「2001年宇宙の旅」の中の原人達のように、意識が導く未来は大いなるものがあると期待できます。


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