ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落186 [2012-10-11]

186 The whale, although there are others, masters the pressures and elements of the sea, for it is able to go to great depths yet it can swim on the surface of the water and partake of the invisible gases from space that enshroud the earth. And there are some like the flying fish that leave the liquids for an experience in the sea of gases. Thus they have experience in two different kingdoms. The liquid of the water and the gases of which the liquid it made.

186 クジラは、他の者もいますが、海の様々な圧力や要素をマスターしています。何故なら海中深くまで潜ることが出来ますし、水面付近で泳ぎ地球を覆っている宇宙から目に見えないガス類を取り込むことが出来るからです。そしてトビウオのようにガスの海での体験を求めて液体を離れる者もいます。そのようにして彼等は二つの異なる王国での体験を持つのです。液体としての水とその液体を造ったガスの二つです。





【解説】

心が自分の殻に閉じこもっていようとすれば、半ば永遠に外の素晴らしい世界を知らないまま生涯を終わることにもなりかねません。私達は本来の可能性を引き出す為にも、努めて印象が行き来する、いわゆる因の世界を知るようにしなければなりません。

しかし、これは決して従来の「霊界」とか「心霊」のような神秘・オカルトの世界を指すものではありません。その辺の識別が大事な所なのですが、ポイントは決して他人の言う事柄をそのまま信じるのではなく、自分の体験を通じて、印象の感受とその応用姿勢について自ら自分のやり方を作り出すことだと考えています。

つまり、ご自身で何か「印象に基づいて行動する」とはこういう心持ちの時であったとか、その時の心はどうであったかを、しっかり覚えておき、同様な心境を持ち続けよう、印象に対する受容的姿勢を維持しようとすることが重要です。

その上で少しでも本講座で言う、「意識に対する知覚力」を持てれば、従来、自分の心が暮らしていた世界の他に、同時により高次な世界が並存することを垣間見ることが出来るかも知れません。丁度、クジラやシャチが海中を住処としていても、その海は大気に囲まれ、上には別の世界が広がっていることを確認するようなものです。


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