ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落166 [2012-09-07]

166 Protons in a form are very important for the creation of a messenger. The germ called E in science, or COLI flourishes in the intestinal tract of any form, and is referred to as ribson. As every form must feed on something, the food must be converted into protons and other needs. The whole procedure is chemical, and apparently according to science, the ribson acts as a universal translator.

166 メッセンジャーを造り出すのにその生物体の中の蛋白質が大変重要になります。科学でE或いはCOLIと呼ばれる細菌(訳者注:"Escherichia coli" 、略称"E.coli"と呼ばれている"大腸菌"のこと)はどのような生物体でも腸管に繁殖し、リボゾームに関連し言及されています。あらゆる生物体は何らかのものを食する必要があり、食物は蛋白質やその他の必要物に転換されなければなりません。すべての手順は化学的であり、科学によればそのリボゾームは普遍的な翻訳者として活動しているとされています。

(訳者注:原文の"Protons"は"Proteins(蛋白質)"、原文の"ribson"は"ribosome(リボゾーム)"の綴り誤記と解釈しています)





【解説】

本項の内容について、私自身十分な知見を持っていませんが、実際、細胞の合成には蛋白質が必要であることと、その蛋白質自身が様々な機能を持っていることが重要だということでしょう。また、一般には糞便中の主要細菌として嫌われる大腸菌ですが、腸の中では食物を分解し蛋白質を合成する際の重要な機能を果たしていると指摘しています。つまりは、これまで単に余剰の摂取物を分解しているだけの存在とされて来た大腸菌が大きな役割を果たしているという興味深い指摘を行っています。

これら一連の蛋白質の合成はリボゾームと呼ばれる細胞内の部位で行われる訳ですが、本項はDNAから発せられた伝令が具体的な創造作用を指揮する部分に働きかけ、それを実現させる仕組みについて解説しています。

このように様々な活動が私達の細胞に刻々起こっており、私達に静止という状態は無いという訳です。


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