ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落165 [2012-09-06]

165 In the study of life, on other planets, half of the DNA would be considered the feminine part, and the other half the masculine. And there is constant relationship going on between the two parts which produces the messenger called RNA. And this carries the information of heredity or specific instructions, depending upon the type of a form. And as you can now see, there is a trinity involved. Two phases of DNA and one of RNA. You can also see that the two parts of DNA manufacture the RNA with a specific message.

165 他の惑星における生命の学習では、DNAの半分は女性部分、残りの半分は男性部分と考えられていることでしょう。そして、それら二つの間にはRNAと呼ばれるメッセンジャーを造り出す不断の関係があります。また、これ(メッセンジャー)は生命体のタイプによって異なる遺伝の情報や個別の指令を運びます。そうなると、既にお分かりのように、三位一体がそこに関連されています。DNAの二つの側面と一つのRNAです。そしてあなたは、二つのDNAの部分が特定のメッセージを携えたRNAを造り出していることも見ることができます。





【解説】

本項から、当時既に著者はDNA分子の作用と構造について相当の知識を有していたことが分かります。もちろん、その背景にはこれまで述べられて来たようにDNA分子の持つ重要性について他惑星では良く知られており、更に深く日常的な概念の中に生かされていたことがあります。

私達はDNAの二重ラセン構造を単に形のユニークさとしか見ませんでしたが、他惑星人はこれを男性面と女性面の融合と見ていると本項では解説しています。丁度、日本神道のしめ縄のように複数の要素が密接に絡み合った姿は宇宙における普遍的なシンボルなのかも知れません。

問題はこれらDNA分子が単に新しい個体の誕生に関わっていることのみでなく、日々の記憶までも次なる個体に脈々と伝えているということです。いわゆる民族性その他の特質もこのような要因から確立してくるかも知れません。

しかし、所詮は地球人の歴史の範囲内では、ともに大同小異のレベルであることは間違えありません。私達は必ずしも自らの過去の体験に頼る必要はなく、積極的に新しいアイデア、新しい世界にこそ活路を見出す必要があるように思っています。


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