ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落164 [2012-09-05]

164 DNA according to scientists is a master blue print which carries instructions of life. And anyone who has given thought to the creation of form life, whether of man or an insect, must admit that there is some kind of intelligence that directs the structure of the form. As there are no two identical forms, this suggests that there are minor changes in each case. And that the matter which is used in making the form must have a certain kind of intelligence in order to receive directions.

164 科学者達によればDNAは生命の指令を運ぶ設計原図であるとのことです。そして人間であれ昆虫であれ、生命体の創造に考えを寄せた者は誰でもその形ある者の構造を指揮するある種の知性が存在することを認めなければならないでしょう。また、全く同一な形が無い以上、各々の場合においてわずかな変化があることが分かります。そして形有るものを造る中で用いられた物質もまた、指示を受ける為にある種の知性を持っている必要があるのです。





【解説】

今日では、このDNAと称される遺伝情報を司る分子が、あらゆる生命体の細胞中にあって、その生きものの再生や分化を支配していることは、広く知られるようになりました。

一方で、分子生物学の発達により、生物種の分類手法にも遺伝子解析技術として活用されるようになったり、特定の条件に強い作物の品種改良にも用いられているようです。このように現状の私達地球人は自らの都合の良いように、他の生命体を利用することのみに関心を持っている訳で、何とも利己的な存在であることが分かります。

本来、あらゆる生きものに共通の遺伝分子が存在すること自体、驚異的な事実であり、私達はこのことの意味を深く考える必要があります。また、よく言われることに、この遺伝情報のお蔭で、親子が良く似ることも実感する所です。

例えば、このこと一つをとっても、聖書に言うように、神の似姿を持つものとして人間が創造されたとされていますが、そもそも私達はDNAを創造主から授かり、似姿となっている訳で、自らの姿に似た要素を多く持つ人間に対して、創造主は愛らしく思う筈です。

既に私達の体内隅々に必要な知識は備わっていることになれば、後はじっくりその内容を噛みしめて与えられた恩恵に感謝しつつ、期待の行動をとるだけということになります。


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