ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落150 [2012-08-16]

150 All of the particles of dust are made up of various gases which are capable of producing minerals as well as germs or seeds. And these can produce other forms once the proper conditions prevail. From the first kingdom to the present, activity continues in varing degrees that produces the changes.

150 塵の全ての粒子は様々なガス状物質から成り立っており、そのガス状物質は鉱物や胚や種子等を造り出す可能性を持っています。そしてこれらはひとたび適当な条件が広がれば、他の形有るものをも造り出すことができます。この最初の王国から今日まで、変化を造り出す活動が様々な度合に続いているのです。





【解説】

目の前にある土の粒子が源はガス状物質から生まれたものであり、それらのガス状物質は条件が整えば、他の形あるものを創り出すことに再び利用されるという訳です。仏教で言う「無常」、即ち、万物が絶えず変化、変遷、流転の過程にあり、決して一箇所に留まるものではないという意味に通じる説明かと思います。

天文学で言う星間のガス状物質が天体誕生の場とされているようですが、同じ状況が私達の身近にも起こっていると考えるべきかと思います。私達は創造作用の場の中に日常的に生きている訳です。

実は私達自身の肉体も死後は火葬にされ、一部の残留物を除いて、そのかつての構成元素の大部分はガス状物質となって再び気体の王国に帰還しており、再び何処かで形あるものの形成に役立つことになります。


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